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HOME > > 【第23章 受動態の意味と用法】 23-3 受動態・能動態の実際的使い分け

 
第23章 受動態の意味と用法
  23-1 受動態の表す意味   23-2 by以外の前置詞を用いた受動態   23-3 受動態・能動態の実際的使い分け   23-4 「have+目的語+過去分詞」の形による受動態
 


23-3 受動態・能動態の実際的使い分け


他動詞はふつう形式的には同一のことがらについて受動態・能動態の両形式で表現することが可能ですが、実際には一方は自然な言い方であっても他方は不自然・不合理な場合もあります。
(a)
受動態が好まれる場合
1.
能動態の主語がはっきりしないとき、あるいは明示することをはばかるとき(by〜は不要)
My father was killed in World War II.
 ( 私の父は第二次世界大戦で殺された〔戦死した〕―― だれに殺されたか、相手がはっきりしない場合)
Some things have been said here tonight that ought not to have been spoken.
 ( 今晩ここでしゃべってはならないことが話された − だれが話したかをはばかる場合)
Cars must not be parked near the gate.
  (この門の付近には駐車できません)
2.
能動態の主語が漠然と一般人(they、we、you、people)をさすとき(by〜は不要)
Mr. A has been elected a Member of the House of Representatives.
(=They have elected Mr. A a Member of the House of Representatives.)
 (このたびA氏は下院〔衆議院〕議員に選ばれた)
A foreign language cannot be learned quickly; it must be learned step by step.
 ( We cannot learn a foreign language quickly; we must learn it step by step.)
 (外国語は急に覚えようとしてもだめだ。一歩一歩覚えることだ)
3.
能動態の主語が前後関係でわかっているとき(by〜は不要)
Catalog(ue)s of our products will be sent on request.
 (お申込みがありしだい製品目録をお送りします)
When the city was taken over by the English in 1664, the name was changed to New York.
 ( その都市は1664年イギリス人に占領されたとき、名前がニューヨークにかわった)
4.
関心の度合いが動作を受けるほうに強いとき − とくに客観的な記述を重視する学術的・技術的論文や解説において
The iron ore is smelted in the furnace.
(=The furnace smelts the iron ore. 鉄鉱は溶鉱炉でとける)
The water was treated with chlorine.
(=They treated the water with chlorine. 水は塩素で処理した)
It is generally believed that intelligence tests are developed and constructed according to a rationale derived from sound scientific theory.
 ( 知能テストは確かな科学的理論から導き出された原理にしたがって考案されていると一般には信じられている)
5.
その他、内容的に能動態で表現することが不自然な場合、あるいは慣用的に受動態が好まれる場合
I was born in 1957.(私は1957年生まれである)
Nurses on duty are usually dressed in white.
 (勤務中の看護婦はふつう白衣を着ている)
We are prepared for anything to happen.
 (我々はどんなことが起きようと覚悟はできている)
Many English words are derived from Latin.
 (ラテン語に由来する英語の単語は多い)
We are acquainted with his family. (私達は彼の家族と懇意である)
[注]
受動態の訳し方:すでにいくつかの文例で見てきたように、日本語では能動的に表現するところを、英語ではしばしば受動的に表現しています。逆に言えば英語の受動態は日本語に訳すとき必ずしも受動形にしなければならないことはなく、むしろ能動形に訳したほうが自然な日本語になる場合が多いとさえ言えます。たとえば、The incident will be long remembered. は「その出来事は長く記憶されるであろう」とするよりも「その出来事を長く覚えているであろう」あるいは「その出来事は長く忘れないであろう」と能動形で訳したほうが、日本語としては自然と言えるでしょう。

(b)
能動態が好まれる場合
1.
能動態の主語がはっきりしないとき、あるいは明示することをはばかるとき(by〜は不要)
意味的に受動態が不可能なとき
他動詞であっても、意味上動作性のない動詞の中には受動態をつくることができないものがあります。その主なものにはhave(持っている)、catch(間にあう)、mind(いやがる)、stand(辛抱する)、befall(起こる)、suffice(十分である)のほか、cost、lack、last、resemble、suit、weighなどがあります。
We caught the 12:30 train for Odawara.
 (我々は12時30分発の小田原行列車に間にあった)
The 12:30 train for Odawara was caught by us.
〔正〕

〔誤〕
This book cost ten dollars.(この本は10ドルした)
Ten dollars were cost by this book.
〔正〕
〔誤〕
[注]
また目的語が再帰代名詞になっている場合は、どんな動詞も受動態にすることはありません。
I cut myself on a knife. (私はナイフでけがをした)
He educated himself how to read and write.
 (彼は独学で読み書きを習った)
2.
能動態の形で受動的な内容を示すとき
ある動詞、たとえばcompare、cut、drink、eat、look、read、sell、wash、wearなどは、能動態の形をとりながら、実際には受動的な意味を表すことがあります。
この場合、主語は無生物のときが多く、また習性や固執を表すwill〔won’t〕や副詞のwellを伴う傾向があります。
New York does not for a moment compare with Chicago.
 (ニューヨークはとてもシカゴなどの比ではない)
The suitcase would not lock.
 (スーツケースはどうしても鍵がかからなかった)
These goods sell well. (これらの品はよく売れる)
This dress washes well. (この服は洗濯がよくきく)
3.
不定詞 ―― とくに形容詞的用法において
There is so much paperwork to do (=to be done) in this company.
 (この会社には片づけなければならない書類がずいぶんある)
There are a lot of places to see (=to be seen) in this city.
 (この町には見るべきところがたくさんある)
The house is to let (=to be let). (この家を貸します)


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